工場長室の壁撤去

最近、トップに品質情報が届かず、企業存亡の危機に遭遇している事例が多いですが。
当時本社工場長だった大野さんは、自分の部屋を工場のコントロール室の隣りの会議室に移し、しかもコントロール室との間の壁を撤去させ、コントロールマンと現場の生々しいインターホンによる会話が常時聞けるようにして、問題と思えばすぐ現場にでられ、現地現物で事実の把握をされていました。
「現地、現物」は今でもトヨタ生産方式の基本です。

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