- <2進数>
コンピューターは「通電する、しない」「磁化されている、いない」等の判断しかできません。
したがって「演算」にしろ、「判断」にしろ「2進数」で行っています。
- <ビット>
よく「ビット」と言う言葉を耳にしますが、これは2進数の1桁のことです。
16ビットマシン=2進数を16桁単位で処理するマシン
28.8kビットモデム=1秒間に2進数28800桁送るモデム
- <16進数>
人間が理解しやすくするために2進数4桁を「0〜F」の1桁で表現した数えかたです。
- <バイト>
16進数2桁(8ビット=10進数で0〜255)の単位のことで
キーボードの文字や制御コードを割り付けに「00〜FF」が使われているのでこう呼ばれる
16M(メガ)のメモリー=16,000,000バイト(文字)記憶できるメモリー
1G(ギガ)のハードデイスク=1,000,000,000バイト(文字)記憶できるハードデイスク
- <ASCIIコード>
キーボードの文字や制御コードの割付表(キーボードを押すとこのコードが送られる)
- <2バイト文字>
漢字(日本語)は2バイト(16ビット=16進数4桁=ASCII文字2文字)
で定義されている
- <JIS漢字コード>
16進数の「21〜7E」までを使い「2バイト」組み合わせて定義された漢字コード
(1バイト文字と見分けが付かないので始めと終わりに制御コードをつけて判断させる)
Eメールはこのコードに変換して通信される。
- <S−JIS漢字コード>
1桁目にASCIIコードの未割付部分の「81〜9F、E0〜EF」を使って
1バイト文字と区分できるように定義し直した漢字コード
Windowsパソコンはこのコードが使われている。
- <EUC漢字コード>
1桁目も2桁目もにJIS漢字コードに「80」を加えASCIIコードの未割付部分の「A0〜FE」を使って
1バイト文字と区分できるように定義し直した漢字コード
サーバなどでこのコードが使われている。
- <UTF8漢字コード(ユニコード)>
全世界の文字をコードしたもので、漢字は「」に割り付けられています
中国の漢字と一緒になっていて、JISのように読み順でではなく、偏や造りによる層別がされています。
- <絵文字コード>
世界には色んな文字がある、さらにイラストだってコード付けして対応させておけば使うことができる。
マイクロソフトがコード付けしている二種類の絵文字を紹介します。
- <バイナリー(イメージ)>
実際にディスプレーに表示される文字は、文字コードをパソコンのOSが文字画像に変換して
表示しています。
たとえば半角の「A]はASCIIコード「41」ですが実際のディスプレーには次のような
コードが送られ2進数の「1」のところが文字として浮き上がるのです。
2進表記 | 16進数 |
ooooooo11ooooooo | 0180 |
oooooo1oo1oooooo | 0240 |
ooooo1oooo1ooooo | 0420 |
oooo1oooooo1oooo | 0810 |
ooo1111111111ooo | 1ff8 |
oo1oooooooooo1oo | 2004 |
o1oooooooooooo1o | 4002 |
1oooooooooooooo1 | 8001 |
ASCIIコード「41」は
バイナリーでは
「0180 0240 0420 0810 1ff8 2004 4002 8001」
となります。
(原理を分かり易くするためのコードです。実際のコードとは違いますのでご了承ください)
実際はカラー表示ですので
2進数1桁毎に「赤緑青」の組合せを000000からFFFFFFで表わされますので膨大な桁数になります。
そこでイメージファイルは通常「GIF」とか「JPG」形式で圧縮して使われる。
詳しくは「イメージのバイナリーデータ」ページをご覧ください。
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