インタライターで5台のみ指示

車両の組立てやエンジンなどの組み付けラインへの生産指示はインタライターと言う通信機器が使われていました
カーボンをサンドイッチした紙テープに鉛筆で「次は何を作れ」と書き電流の流れる針を走査させて信号にして送り受信側ではその電流で紙を焼き焦がし文字を再現する、当時では画期的なイメージ電送装置です。
この装置を使い5台完成すると次の5台を指示する、決して余分な情報は見せない、情報のジャスト・イン・タイムを徹底していました。
多くの種類の部品を使うのですから、すべて計画通り順調にとはいかない、出してしまった情報は訂正しようとすると「電報ゲーム」と同じで、誰かが間違える出さないでおけば、訂正はいらない!!

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