臨時かんばんの発行

かんばん方式は、サイクリックに操業している工程でないとつながらない。特に仕入先と、週ごとの日数がチグハグになっては、かんばんが正常に回転しない。臨時出勤などで使う量は、使い捨ての臨時かんばんを発行して、事前に分割して、日々少しずつ発行して蓄え、使ったらかんばんを破棄しました。
高度成長期に入ると、車種や工程により、生産が間に合わず休日出勤して生産する所がが多なり、臨時かんばん作りが大変になりました。
これを乗り切ったのが、当時のパソコンでグラフィックキャラクターで文字を印刷したり、ビットイメージでバーコードを印刷したり、専門部署でなく趣味で覚えたBASICプログラムの裏技的活用でした。

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