労働強化

かんばん方式には、いろいろな同音異語の漢字をあてて名付けたものが多くあります。
自動化/自働化、省人化/少人化、稼働率/可動率、等は有名です。
ある労使交渉の席上で、組合側から、「右手、左手の動きまで規制し労働強化だ」という発言を受けて
大野さん曰く「組合の言うのは、けもの片に動くと言う字のこと、私は人片に動くと言う字の様に改善を進めている」
動く事は、エネルギーを消費します、それを増やせば確かに労働強化だが、働くと言うのは稼ぐことだ、動きを少なく、稼ぎは多く、これが改善だ!
エネルギーを増加させる様なことはさせていないし、字のように「働き=稼ぎ」の強化なら今後もやって行く。組合はキツネに抓まれた感じでこの議論は終わった。

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