初期のコンピューターはメモリーの番地を指定してデータを保存したり読み出したりするプログラムを書かなければなりませんでした。 今はデータ−の置場には名前をつけ、その名前を指定すれば、データを保存したり読み出したりできるのは、これまでの説明で解ったことと思います。 しかし、名前も10個程度なら命名できても100個、1000個となると不可能です。 どうしたらいいのだろう。 1、立体置場 いままで、置場には一つのデータしか置けなかった。 この置場を2階建て、3階建て、....、と立体的に使ったらどうだろう この考え方で 置場名[ 階数 ] と書けば、処理できるようになっています。 ただし、立体置場は事前に基礎工事をしておかなければ使えません。 とはいえ 立体置場名=new Array(); と書いておくだけですが... 例えばJavaScript入門講座を案内している人のデータベースを作るとしよう 次のようにkaiinという置場名をつけて立体置場を設置します。 kaiin=new Array(); そして各階に名前を次のように保存します。 kaiin[0]="宮本幸雄"; kaiin[1]="西部明郎"; kaiin[2]="やまと"; kaiin[3]="五十嵐冴子"; kaiin[4]="おかりん"; ・・・・・ kaiin[66]="高橋真勝"; 2、立体置場からの取り出し <FORM><INPUT>タグで、階数の入力窓、住人の出力窓、呼出ボタンをつくり。 階を入力し「呼出」をクリックしたら、 kaiin[指定した階] が窓に表示されればよいのです。 これまでの知識で、下記のソースが解読できるのではないかと思います。 3、体験しよう 階数を入力して、住人を呼び出してみよう。 (実際は65階まで入居しています、 あなたの部屋は何階だろう?) それでは次のソースをコピーして「メモ帳」に貼り付け、HTMLファイルとして保存した上で、そのファイルをダブルクリックして開いてみてください。
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