3、データ入力


プログラムの中にデータ−をいちいち書きこむのでは実用になりません。
そこでデータ−はキーボードから入力するようにするにはどうしたらよいのでしょう。

1、データの入力

それには、HTMLの<FORM>タグと<INPUT>タグを使えばいい。
そして、それぞれに名前を

name="in_form"
name="in_nen"
name="in_na"

のように付けておきます。

具体的には
<form name="in_form"> 年齢<input type=text name="in_nen" value=""> :名前<input type=text name="in_na" value=""> :<input type=button value="実行" onClick="test2()"> </form> と書けば

年齢 :名前 :

のような入力窓ができ、ボタンを押すと 自作命令の test2() が実行できます。
前記したJavascript言語の使用開始宣言をしなくても <INPUT>タグの中にはJavaScriptの命令が書けるのです。

onClick="命令()"

はマウスでクリックしたら "命令()" を実行しろ!。
という意味に翻訳され実行されるのです。

2、フォームからデータの取込み

JavaScriptの自作命令のtest2()側では

置場名=document .FORM名 .INPUT名 .value;

と書けば<FORM>内での入力データが置場に取込めます。

ただし、<FORM>の入力窓では、数が数字(文字)となっているので
Javascriptで用意されている「数字を数に変換する命令」

置場名 = parseInt(置場名) ;

を通して置場内のデータを数に変換してから演算する必要があります。

3、体験しよう

それでは次のソースをコピーして「メモ帳」に貼り付け、HTMLファイルとして保存した上で、そのファイルをダブルクリックして開いてみてください・

<html> <head> <title>javascript_no3</title> <script language="javascript"> <!-- function test2(){ nenrei = document.in_form.in_nen.value ; nenrei = parseInt(nenrei) ; namae = document.in_form.in_na.value ; nenrei = nenrei + 1 ; alert(nenrei); namae = namae + "さん" ; alert(namae); } //--> </script> </head> <body> <form name="in_form"> 年齢<input type=text name="in_nen" value=""> :名前<input type=text name="in_na" value=""> :<input type=button value="実行" onClick="test2()"> </form> </body> </html>